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2022.2.21 サピックス新5年生保護者会 内容

【本日の学習予定】(月曜日・通塾日)
①基礎トレ 1枚
②語彙強化(複数の語彙から一文を創作する) 語彙2つ 
③理科 デイリーステップ
④理科 確認問題5・6

【2022.2.21 サピックス新5年生保護者会 内容】

新5年生になり、保護者会がオンライン実施されました。
この保護者会、毎回内容はとっても大切なのに、レジュメの配布がない…。
オンライン開催なので時間は選ばないのですが、なかなか頭に入りません…。

今回の内容は→

【総括】
配布プリントの内容。
4年の間はテキストを全部解くこともできたが、5年生では取捨選択が必須。
必要な問題だけ、「とことん分かるまで」を大切に。

【国語】

①神奈川県内の学校は、比較的漢字の出題が多い。
 文法、敬語、語彙力を高める。

②読解メソッドから解法メソッドに変わっていく。
 読解メソッドは論理的な読み方ができることを目指す。
 解法メソッドは、そのうえで論理的に表現できることを目指す。

③家庭学習の優先順位
 ・A授業では、(1)デイリーチェック(90点が目標)の直し、(2)読解・解法メソッドの見直し、(3)残りの課題
 ・B授業では、(1)漢字、(2)授業の復習(読解教室、記述の書き直し、語彙の意味調べ)←ゼロから解くのではなく、思い出す。

④全て終わらせることを目標とせず、必要なところをしっかりと深く理解することが大切。

【算数】
①基礎力定着テストと基礎トレは、基礎レベルという意味ではなくなる。
 中学受験の問題を解くために必要な基礎力をつけるという意味と捉える。
 特に、基礎力定着テストの裏面は応用(☆2つレベル)の問題になるので、点数が下がっても焦らないように。
 基礎トレも難しくなり、質問教室の3~4人に1人は基礎トレの問題を質問するほど。
 短い時間でできると考えず、時間をかける覚悟をする。

②「入試問題に挑戦」と「思考力養成」は、難関校の過去問をアレンジしている。
 上位クラスのチャレンジしたい子のために用意している側面もあり、家では取り組まなくてOK。

③デイリーチェックテストは、クラスによって授業前に実施する。
 前週の内容の確認テストなので、家庭学習の効果が図れる。
 (これまでは授業後に実施することもあり、家庭学習が不十分でも解けてしまうことがあった)

④家庭学習は、B授業の内容を優先する。
 全部こなす前提ではなく、授業で講師から指示のあった内容をしっかりと取り組むこと。
 「次回同じ問題が出たら必ず正解する」ことを目標に。

⑤2~3月は復習の内容。この期間にリズムをつかむことを目標としてほしい。

【理科】

①理科には、「5年の壁」がある。その原因は、下記が考えられる。
(1)1回で学ぶ内容が増える。
これまで2~3回に分けて学んだ内容が1回の授業で出る。
(2)観察しやすいものから、抽象的なものにテーマが変わる。
(3)記述の問題が出てくる。
理科では、記述が壁になることが多い。完璧な回答でなくてよいので、何か考えを書ければOK。
(4)90分授業になり、集中力が必要。

②コアプラスは家庭用。確認テストが始まるまで2カ月あるので、満点を目指す。

③理科の図鑑は授業で取り扱わないが、充実した内容。
また、4年のテキストの「季節の図鑑」を集めてファイリングすると、とても良い教材になる。

④テキストに書き込むのではなく、黒板に板書する形式になる。
自分で分かるようにノートを書けるかどうかが大切。

⑤家庭学習では、
(1)コアプラスとデイリーステップは毎日。時間を意識して取り組む。
(2)授業ノートの見直し、デイリーチェック・コアプラスの直し。
(3)デイリーステップ1~6
(4)確認問題 1~4は必須、5~6は標準、7~8は応用なので指定の問題のみ。

【社会】

①授業では板書を書き写す形式になるので、「授業用」「家庭学習用」「テスト直し用」の3冊のノートを用意する。いかに自分用ノートを作れるかがポイントになる。

②赤と青のフリクションボールペン、マジック、蛍光マーカーを持たせる。

③家庭学習では、
(1)テキストは「基礎」「発展」「実戦」全て取り組む。
 基礎を解いて丸つけ、発展を解いて丸付け、実戦を解いて丸付け、という手順で。
 調べながら解くのは時間の浪費なので、必ず解いてから調べる。
 (2)コアプラスは2日に1回くらいのペースで取組む。
(3)丸付けは自分で確認しながら行う。ただ、自分では漢字のチェックが甘くなりがちなので、保護者も確認を。

④デイリーチェックで点数が取れているかが、家庭学習の効果の指標になる。

とにかく進級までに、「取捨選択」・「自分ノート」・「しっかり分かるまで」をキーワードに見ていきたいと思います。